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清武弘嗣、西川潤について語る

Posted at — Jan 5, 2020

清武弘嗣がヴィッセル神戸の那須大亮選手(昨季限りで引退)のYouTubeチャンネルに出演。「清武弘嗣から学ぶ良い選手の条件」と題したもので、いろいろと語っています。来季加入する西川潤にも触れており、興味深いものなので、以下、冒頭部分だけラフに文字起こしします。

那須:清武くんから見て、ミッドフィールダーで特に、良い選手の条件をちょっと教えてほしいんですが、どういうところを見たら?プレーでいうとまず。

清武:俺は、まず見るところは、ボールの置きどころを見ます。最初のトラップの位置を見ます。置きどころによってやっぱ、常に蹴れるところに置いているかとか、常に相手から遠いところに置いているかとか、相手の逆つけているかとか、このトラップは意図があってやっているのかなとか、やっていないのかなって、自分で考えながら見ています。なにげなく足裏で止めたとしても、その足裏のトラップがなにも考えずに止めてる人と考えてる人の止め方って、たぶんそこで分かれると思うし、ボールをベタ止めするのか、ボールをちょっと動かすのかとかでたぶん蹴れる位置もすごい変わってくると思うので、そういうのは見てしまいます。だからイニエスタとかずっと見ていても、常に絶対蹴れるところにボールがあるから、トラップひとつにしても、めちゃめちゃいいところにあるんだなとかは思いますね。たぶん無意識でやっていると思うんですよ。けど、それが身体に染みついて勝手にやっているんで、やっぱすごいなってなんか思いますね、いつも。

那須:今までの若手の子で「こいつ違ったな」みたいなのいた?ミッドフィールダーで。

清武:そう考えたら来年入ってくる西川潤ってわかりますか?桐光学園で入ってくるんですけど、今アンダー17とか18の、来年入ってくるんですけど。そいつ左利きで、THEトップ下っていうスタイルの子なんですけど、めちゃめちゃうまいですよ、技術は。

那須:そうなんだ。もう全然違う感じ?

清武:もう全然違いますけど、技術はもう間違いないと思います。うまさとかは。あとは「闘う」とか、そっち系にはなってくると思いますけど、でもボールの止める位置とか感覚っていうのはたぶんすごい良いものを持っていると思います。